禁煙を始めて11日目になる。
今振り返ると、一番きつかったのは8日目だった。
その前に、なぜ禁煙を始めたのかを書いておく。
健康のためとか、将来が心配になったからではない。
単純に、タバコを吸うことが習慣になりすぎていて、自分の意思で吸っている感覚がなくなってきたのが気持ち悪くなった。
金額の問題もあった。
毎月、当たり前のようにタバコ代が消えていくのに、何も感じなくなっていた。
やめる気もないが、やめられないとも思っている。
その状態を放置している自分に違和感があった。
だから、一度やめてみることにした。
成功するかどうかは考えていなかった。
よく言われる「3日目が山」「1週間が山」という話とは少し違っていて、自分の場合は1日目から7日目までは、正直かなり順調だった。
1日目〜7日目は、なぜ楽だったのか

禁煙を始める前に、Amazonで糖質90%オフののど飴をまとめて購入していた。
これが想像以上に効いた。
口寂しさはほぼこれで誤魔化せたし、「吸いたい」という衝動が出ても、とりあえず飴を舐めてやり過ごすことができた。
もう一つ大きかったのが、在宅勤務の環境だったこと。
仕事自体はほとんど終わらせていたため、自由な時間がかなり多かった。
その時間を、
- ARKのゲーム
- コーヒー
- のど飴
この組み合わせで潰していた。
今思えば、禁煙が楽だったのではなく、タバコ以外の依存先が最初から用意されていただけだったのだと思う。
だから、きついと感じる場面はほとんどなかった。
8日目、急に理由が消えた
問題は8日目だった。
夜中、ふと目が覚めたときに、急に頭の中が空白になった。
「なんで禁煙してるんだっけ?」
その理由が、すっぽり抜け落ちた感覚があった。
吸いたい、というより
禁煙を続ける理由が分からなくなる感覚に近い。
気づいたら、コンビニで売っているとされている
「ニコチンゼロ」の商品を探していた。
理屈では意味がないと分かっているのに、「それならいいんじゃないか」と思考が逃げ道を探し始めていた。
この瞬間が、一番きつかった。
肉体的な禁断症状というより、
依存が戻ろうとする感覚がはっきり分かった日だった。
このやり方はおすすめできない
正直に言うと、この禁煙のやり方は、他人におすすめできるものではないと思っている。
- ゲームに依存している
- コーヒーに依存している
- 飴に依存している
ただ、タバコから別のものに依存先を移しただけだ。
健康的とも言えないし、参考にならない人の方が多いかもしれない。
それでも、薬を使わずにタバコの依存を断つ初期段階としては、有効だったのも事実だと思っている。
意志の強さではなく、依存先を横にずらす。
少なくとも自分には、それが現実的だった。
まとめ
禁煙をして分かったのは、
依存は簡単には消えないということだ。
消えるのではなく、形を変える。
場所を移す。
1日目から7日目が楽だった理由も、
8日目が地獄だった理由も、
全部そこに集約されている気がする。
今は11日目。
まだ禁煙が成功したとは思っていない。
ただ、この一週間と8日目の感覚は、忘れないうちに記録しておきたかった。
これは成功談ではない。
ただのログだ。